1. 開示情報
CSR報告書
発行:2024年6月 報告対象期間:2023年1月〜12月
発行:2025年6月 報告対象期間:2024年1月〜12月
2. サステナビリティ関連文書類
武蔵塗料グループは、サステナビリティ文書体系を構築し、全拠点への展開と全従業員への意識啓発に努めています。
CSR全体への取り組み姿勢を表す文書
■CSR方針
武蔵塗料グループは、1958年にラッカー塗料を製造・販売する武蔵塗料からスタートしました。
その後、お客様をはじめステークホルダーの皆様からのご支援を賜り、現在はホールディングスカンパニーとして、世界9か国に製造拠点をもつグローバル企業に成長しました。
「武蔵塗料グループは、独自の発想により社会に貢献できる商品を開発・供給し、塗料納入先・原材料仕入先・株主・社員の利益を確保し、社員一人ひとりが精神的に物質的に豊かとなり誇りをもって働けるグループとする。」という経営理念の実現に向け、今後もステークホルダーの皆様と持続可能な社会の発展に向けて、ともに歩んでまいります。
当社は、社会からの要求に応え続けることで、ステークホルダーの皆様からの信頼を深め、当社の企業価値を高めるため、CSR活動に取り組んでいきます。
| 1. | 当社は、ステークホルダーの皆様からの要求の実現に向け、誠実に取り組みます。 |
| 2. | 当社は、社会課題の解決に向け、社会に貢献する塗料製品の創出や新規塗料技術の開発を行っていきます。 |
| 3. | 当社のCSR活動は、取引先企業様にも理解を求め、ご協力いただけるように努めていきます。 |
| 4. | 当社のCSR活動は、ステークホルダーの皆様にご理解いただけるように、CSR報告書やホームページなどで公開します。 |
| 5. | 当社のCSR方針は、日々変化する社会情勢を鑑み、定期的にその適切性をレビューし、必要な見直しを実施します。 |
環境への取り組み姿勢を表す文書
■環境方針 (認証取得の拠点によって表記が異なるため、日本拠点を例示)
【環境理念】
我々は、武蔵塗料の事業活動が広く地球環境と密接に関わっていることを認識し、一人ひとりが自然を大切にする心を原点とし、地域環境や地球環境にやさしい事業活動を継続し、「積極的に地球環境保護に取り組む企業」を目指します。
【行動指針】
| 1. | 我々は、塗料の生産を通して社会を豊かにし、環境に配慮した製品を創り出します。 |
| 2. | 我々は、環境方針を達成する為に環境目標を定め、計画的な活動と定期的な見直しにより、環境マネジメントシステムの継続的な改善および環境パフォーマンスの向上に努めます。 |
| 3. | 我々は、生産活動を通して汚染の予防と環境マネジメントシステムの継続的 改善を図り、環境パフォーマンスを高めるために、以下の事項に取組みます。
・省エネルギー:日常の運用管理による電力の節減 ・廃棄物の削減:廃塗料の削減〔不良在庫品(製品・半製品)、生産工程の見直し〕 ・省資源(リサイクル含む):廃棄物(廃溶剤)の再利用による資源の有効活用 ・有害化学物質の削減・全廃:環境対応製品の開発、武蔵塗料グループグリーン調達基準に適合した原材料の調達 |
| 4. | 我々は、環境関連法令および当社が同意するその他の要求事項を順守し、利害関係者との信頼関係構築と発展に努めます。 |
| 5. | 我々は、環境方針を文書化した情報として維持し、当社で働く又は当社のために 働くすべての人に周知するとともに、利害関係者が入手できる環境を確保します。 |
■化学物質管理方針
武蔵塗料グループは、塗料を製造・販売する企業として、SDGs にかかげる「つくる責任、つかう責任」からも安全・安心な製品の創出や製造は欠かすことのできない命題と捉えています。
当社の製品をお客様や最終消費者様に安心してご使用いただけるように、また当社の従業員が安全に製造していくために、化学物質管理は当社にとって重要な取り組みの一つです。
| 1. | 当社は、当社製品のライフサイクルを通じて、化学物質に関わる人及び環境に対し、より安全な化学物質管理を構築します。 |
| 2. | 当社は、化学物質関連の法規制、顧客要求事項を順守します。 |
| 3. | 当社は、当社製品に含有する化学物質情報を適切に顧客に伝達します。 |
| 4. | 当社は、より適切な化学物質管理を行うため継続的に改善します。 また、当社製品のライフサイクルにかかわる人に対しての健康被害防止や環境汚染防止に努めます。 |
| 5. | 当社は、化学物質管理への理解と意識向上のため、従業員に教育や啓発活動を実施します。また、取引先企業様にも理解と協力を求めます。 |
社会への取り組み姿勢を表す文書
■人権方針
| 1. | 武蔵塗料グループの人権に対する基本的な考え方 |
| 当社は、経営理念の「社員一人ひとりが精神的に物質的に豊かとなり誇りをもって働けるグループとする。」 の考えのもと、当社の事業にかかわるすべての方々の人権を尊重します。 |
2. 適用範囲
| 当社 | グループとしての法人、役員および従業員に適用します。 |
| ビジネスパートナー | 取引先企業様をはじめ、当社の事業にかかわるすべての企業様にも人権の尊重に努めていただくように求めていきます。 |
| 3. | 適用法令 |
| 当社は、国際的な基準はもとより、当社の事業にかかわるすべての国の人権に関する法律を順守します。 |
| 4. | 推進体制 |
| 武蔵塗料ホールディングスの人事総務本部が主体となって人権に取り組んでいきます。 |
| 5. | 人権デューデリジェンス |
| 当社の事業活動が人権侵害を引き起こしている、あるいは、それを助長していることが明らかになった場合は、その是正・救済に取り組みます。 また、私たちの事業活動が引き起こした、あるいは、助長したものでなくても、取引関係によって私たちの企業活動が人権侵害に直接関与している場合は、是正への働きかけを行います。 |
6. 当社が人権に対して取り組む重点事項
| 1) | 強制的な労働の禁止 |
| 当社は、従業員本人の意思を尊重し、非自発的な労働を一切排除します。 また労働に際し、不当な制約は行いません。 |
| 2) | 児童労働の禁止と若年労働者(18歳以下)への配慮 |
| 当社は、児童(義務教育未了の15歳以下)労働は一切行いません。 当社の採用基準は原則18歳以上の高等教育既卒者とします。 特別な理由により18歳以下を雇用する場合には、危険有害な作業をさせないなど、法を順守した対応を行います。 |
| 3) | 労働時間への配慮 |
| 当社は、従業員の健康と安全に配慮し、法を順守した労務管理を行います。 |
| 4) | 適切な賃金と手当 |
| 当社は、法を順守した賃金体系により、従業員に賃金や手当を支給します。 また、従業員の生活基盤を損なう不当な減額は行いません。 |
| 5) | 非人道的な扱いの禁止 |
| 当社は、従業員に対するハラスメント行為、性的虐待、体罰、精神的や肉体的抑圧、言葉による虐待などの非人道的な行為を一切禁止します。 もしその行為が認められた場合には、就業規則によって厳重に対処します。 |
| 6) | 差別の禁止 |
| 当社は、従業員に対するあらゆる差別行為(人種、性別、外観的特徴、宗教など)を禁止します。 もし、その行為が認められた場合には、就業規則により厳重に対処します。 |
| 7) | 衛生設備・食事および住居 |
| 当社は、従業員の健康確保のため、社内において従業員に清潔な食堂、トイレ、更衣室などの厚生施設を提供します。 また、従業員の事情を鑑み安全清潔な寮や社宅を提供します。 |
| 8) | コミュニケーション |
| 当社は、従業員と良好なコミュニケーションの構築に向けて、常に対話の機会を設定して、従業員の意見に耳を傾けます。 |
| 9) | 人権侵害にかかる原材料の適切な管理 |
| 当社は、コンフリクトミネラル(紛争国鉱物)をはじめ、その国や地域の人権を侵害する行為により産出または製造された原材料を当社製品に用いることを防ぐため、環境や品質マネジメントシステムと連動して、適切な管理に努めます。 |
| 7. | 当社の「人権方針」は、社会情勢の変化を鑑み定期的に見直しを実施します。 |
■労働安全衛生方針
武蔵塗料グループは、従業員を最大のステークホルダーと位置づけ、自社の企業活動における従業員の安全と健康の確保に向け取り組みます。
| 1. | 当社は、安全衛生委員会活動とともに、安全や健康に関する文書類を作成し、これらを用いて啓発活動を実施することで、労働災害事故の撲滅や健康被害の抑止を図ります。 また、文書類は社会要求の変化や当社の状況を鑑み、適時見直しを行い、その有効性を高めます。 |
| 2. | 当社は、安全で健康な職場の形成を目指し、全社や各職場で労働安全衛生目標を設定し、定期的に進捗管理を行い、改善を図ります。 |
| 3. | 当社は、当社の事業活動に関連する労働安全衛生法令、ステークホルダーの要求に同意した事項、当社が独自に設定した基準を順守します。 |
| 4. | 当社は、安全で健康的な労働条件を提供します。 |
■品質方針 (認証取得の拠点によって表記が異なるため、日本拠点を例示)
【品質理念】
武蔵塗料は、会社全体の品質の向上に努め、工業用塗料の安定品質提供により、顧客満足度を高める為に事業活動と品質活動を継続します。
【活動指針】
| 1. | 我々は、顧客要求事項並びに法的要求事項に適合した製品の提供と、品質マネジメントシステムの有効性の継続的改善に積極的に取り組み、顧客満足度の向上、並びに利害関係者との信頼関係構築と発展に努めます。 |
| 2. | 我々は、生産活動および販売活動について品質目標を設定し、定期的に見直しを行い、計画的に改善活動を推進します。 |
| 3. | 我々は、改善活動を通し生産部門に於ける作業工程の安定性確保並びに工程異常、不合格品の発生防止、営業部に於ける顧客要求への適合性の確保並びに不満足、不具合の発生防止に全員で取り組み、安定品質提供の体制と顧客満足向上の体制を確立します。 |
| 4. | 我々は、技術開発に取り組み新たな顧客ニーズへのより高品質な適応を目指します。 |
| 5. | 我々は、品質方針を全従業員に浸透させる為に、社内に掲示、品質方針カードの配布などにより伝達し、職場内の教育、ミーティングにより周知させ、密接に関連する利害関係者が入手できる環境を確保します。 |
| 6. | 我々は、品質方針の適切性を維持できるように、原則毎年2月、並びにマネジメントレビューでの指摘、組織上の変更などあった場合、適宜見直しを行います。 |
ガバナンスへの取り組み姿勢を表す文書
■コンプライアンス方針
武蔵塗料グループは、当社事業と関係する各国の法令を順守するのみならず、各地域の社会規範や慣習を尊重し、また当社が独自に定めた社内規則も順守することで、社会と良好な関係を維持しつつ、社会の持続可能な成長に貢献していきます。
| 1. | 人権、労働安全衛生、環境、品質、化学物質管理、情報セキュリティ、BCPについては、別途定める各項目の方針に従って行動します。 |
| 2. | 公正取引・倫理にかかる事項 |
| 1. | 当社は、当事国の公官庁関係者と、その地域の法令順守や慣習を鑑み、責任をもった行動をします。 また、相手が民間企業の関係者の場合は、過度な贈答や接待、および恐喝を行いません。当社の業務における横領行為は一切禁止とし、発見した場合は厳重に対処します。 |
| 2. | 当社は、カルテルや談合など公正な競争や取引を妨げる行為は行いません。 また、製品に関する不当表示も行いません。 |
| 3. | 当社は、外部や内部に対して、当社の企業価値を正しく判断いただくために、正確な情報開示に努め、虚偽の情報開示は行いません。 |
| 4. | 当社は、他社の知的財産を侵害しないように、また当社の知的財産を保護するために、知的財産管理に取り組みます。 |
| 5. | 当社は、反社会勢力との接触は行いません。また、関係の途中で相手方が反社会勢力と判明した場合にはその関係を断ちます。 |
| 6. | 当社は、他者への誹謗・中傷、権利侵害は行いません。 |
| 7. | 当社は、内部通報や内部告発を行った通報者の保護を行い、一切の報復行為は認めません。 また、通報内容や通報者の機密性を守ります。 |
| 8. | 当社は、製品の輸出や原材料の購入に関する各国の法令を順守します。 |
■情報セキュリティ方針
武蔵塗料グループは、顧客情報や従業員の個人情報、当社の機密情報などの重要な情報が流出したり漏洩したりすることでの人的・金銭的被害を防ぎ、社会からの信頼を損なわないように、情報管理に対する社会的責任の重要性を認識し、情報セキュリティ方針を策定して、日々の業務において適切な情報管理に取り組みます。
| 1. | 当社は、事業活動における重要な情報が流出したり漏洩したりしないように、これを適切に管理するための有効な手段を講じて、情報セキュリティの維持・向上に努めます。 |
2. | 当社は、情報管理に関する法規制等を順守します。 |
3. | 情報セキュリティの重要性の認識を高め、維持するために、役員および従業員に対し、適切な情報管理に関する教育や研修を行います。 |
| 4. | 当社は、万が一にも情報セキュリティに関する流出や漏洩が発生し、その影響が顧客をはじめステークホルダーに及ぶと判断した場合には、関係する方々に迅速に報告し、必要な対策を講じます。 |